「通り魔」

ある姉妹がペンションに泊まる事になった。すると警察の人に引き止められ、

「この辺りで通り魔が発生しています。ご注意下さい」

と注意を受けた。

姉妹はペンションに着くとベッドに腰を下ろし一休みしていた。二人は夕食の話などをしていると鏡の方を見た姉が急に、

「そういえば外の窓ってしまってたっけ？」

と言う。

「さあ、しまってると思うよ？」

妹は答えた。

「じゃあ、ペンションを一回りしてこようよ」

姉はそう言うと、面倒くさがる妹の手をつかんで強引に部屋の外に出た。一回りして妹が

「やっぱり閉まってるじゃん・・・」

文句を言う妹を引きずるようにして姉はペンションを出ようとする。

「いい加減にして！お姉ちゃんさっきから何やってるの！？」

たまりかねた妹が声を荒らげる。すると姉がそれを制するように言った。

「さっき鏡をみた時にお前のベッドの下でニヤニヤした男が写ってたんだよ！きっとアレが警察官の言ってた通り魔なんだよ！」

これは怪談と言うわけじゃないです。生きている人間の話です。まぁ、あくまで都市伝説なのでｗでもこれ実際にあったら怖いですよね。通り魔関係の話はまだいくつかあり、今のご時世ではありえないとは
言い切れない話だと思います。
皆さん暗い夜道や、人通りの少ない道、また自分の家にも注意しましょう。もしかしたらあなたの部屋にも・・・・・・